理念
「こころ~慈・和・直~」
「慈(慈悲)」 愛情 思いやり
象徴的な言葉 「好きです」「愛しています」
「和(やわらか)」 和合 協調性
象徴的な言葉 「ありがとう」
「直(すなお)」 素直さ
象徴的な言葉 「ごめんなさい」
※慈悲とは・・・慈は「与楽」、悲は「抜苦」であり、幸福を与えて苦しみを抜き去ること
「慈・和・直」とはこころの働きのことであり、人間の基本となる。そのような「こころ」とは、他から学んで身につけるものではなく、誰もが本来具有しているものである。
エゴで曇らされているその「こころ」を自覚し、上記の象徴的な言葉が自然と発せられるようなこころ豊かな人間形成を目指す。
基本方針
おのれこそ おのれのよるべ おのれをおきて だれによるべぞ
よくととのえしおのれにこそ まことえがたき よるべをぞえん
自分自身を拠り所とする。
それは決してエゴや我儘一杯のおのれではなく、「よくととのえしおのれ」であり、よくととのえられたおのれとは、「慈・和・直」を自覚したおのれである。
自分自身を拠り所とすることが自立に繋がっていく。
理念の「こころ」を象徴的に表したものが「円相」であり、山口育児院では、その円相を正面に掲げて毎日基本方針を唱和している。
山口育児院は、児童と職員がそれぞれの立場・役割を担いながら、共に「よくととのえしおのれ」を自覚することを目指し成長していく場である。